本日、KBCの朝の情報番組「アサデス。」にちょこっとだけ映りました。

「目からウロコ」のコーナーで「効果的なマフラーの巻き方」のテーマで

冷えに対してどれほど医学的に効果が期待できるか?との問い合わせをいただいたのがきっかけです。

番組では一部しか紹介されていませんでしたので、ここで追加の情報をあげておきます。

 

【首を温めると体調に良い!?】

西洋医学
※首は大動脈(頸動脈)が流れており、リンパ節もたくさんある。ここを冷やすと血液が冷えて体温が下がり、体温が下がると免疫力が低下する。よって首を温めることで風邪などの予防につながる。

※エール大学医学部免疫生物学教授のAkiko Iwasakiによると、鼻腔に冷たい空気が入ると鼻の温度が下がって、風邪のウイルスが増殖しやすくなる。よって厚手のマフラーなどで鼻までかかるように巻くと、花の温度が下がるのを防いて風邪のウイルスが増殖するのを防いでくれる可能性がある。

※イギリスの喘息協会は寒い冬に冷たい空気が気道に入ることで喘息発作を誘発することが分かっているので、マフラーを鼻と口を覆うようにして巻くことを推奨している。

東洋医学
※首が冷えると風邪をひきやすい人は、以下のツボを温めると効果が期待できる。
  →「大椎(だいつい)」:首を前に倒した時、首と背中の付け根に飛び出る骨の下にあるツボで、外邪から身体を守る温かい気(衛気:えき)の巡りをよくして、体表の機能を高める効果がある。発熱、咽の痛みにも有効。
  →「天突(てんとつ)」:左右の鎖骨を結んだ中央部の窪みにある。のどの痛みに効く。

 

以上です。参考にしていただければ幸いです。

まだまだ寒い日が続きます。インフルエンザもウイルス性腸炎も流行っています。

身体を冷やさないように、うがいと手洗いで予防して乗り切りましょう。